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12月のアロマ🌿

ハロウィンが過ぎると、もう街中はクリスマスムードに変わります。

毎年、もう少し、ゆっくり秋を楽しみたいな~と思うのは私だけでしょうか・・・

クリスマスの香りをとして、フランキンセンスを選びました。

 

イエスキリストが誕生したときに東方の博士から贈られた、おくりもののひとつです。

アラビア半島、インド、北アフリカなど、乾燥した地域に育つ、カンラン科の木の幹から集められる樹脂。

今も昔もオマーンが産出国として有名です。

オマーンの南部の町、サラーラの町に広がる「乳香の谷の木」は国の所有になり、代々「ベトウィン」と呼ばれる砂漠の民が管理を任されています。

シバ国が栄えたころは金と同じ価値をもった乳香。

品質別に4種類に分かれています。

オマーンでは日常的には樹脂を香炉で薫いて香りを楽しみます。

聖書には何度も登場するこの香りは、とても神聖で瞑想を深め、精神の明断さを維持するのに役立ちます。

日本にはお香の材料として平安時代に伝わりました。

精油は水蒸気蒸留法で抽出されます。

甘く、スモーキーな香りの中にレモンのような爽やかな香りを含みます。

落ち込んだ気持ちをやさしく包み込み、不安を和らげ、呼吸を楽にしてくれます。

心を平静に保ってくれる精油です。

 

精神の安定作用があるので、ベルガモット、ゼラニウムとのブレンドは鬱の状態を和らげるのに役立ちます。

通称若返りの精油とも呼ばれ、細胞を活性化し、肌に張りを与え、

シワやたるみの改善や美肌に役立つと言われます。乾燥した地域に育つ木ならではのパワーですね。

ローション、バック、クリーム作りにおすすめです。

呼吸器への鎮静作用により咳や痰を鎮めることにも役立ちます。

乾燥からくる風邪の季節にぴったりですね。

咳が出ているときに、オイルやクリームをつくり、胸のあたりに塗ってみましょう。

吸入も手軽です。

オマーンの人々のようにそのものの樹脂を薫くことはなかなか難しいので、フランキンセンスの精油を焚いてクリスマスを楽しみましょう。

 
 
 
 
 
たじま歯科クリニック