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6月の養生🍚

夏の養生~真夏の過ごし方 

じめじめした梅雨が終わると本格的な夏がやってきます。

みなさん夏は好きですか?

 夏は太陽のエネルギーがいわゆるもっと強くなる季節。新陳代謝も活発になるので、暑さ対策ができれば比較的健康に過ごすことができます。

 しかし、毎年記録更新する気温高い湿度で、年々日本の夏は過ごしにくくなってきています。昔から高温多湿の夏をいかに養生して過ごすかが健康を左右する重要な『鍵』でした。

「住まいは夏をもって旨とすべし」徒然草にもこのような一節がありますね。

7月8月は日本各地で夏祭りお祭りが行われます。神仏に無病息災を祈らなければならないほど、日本の夏は厳しく身体も弱りやすい季節と言えます。

暑さ「暑邪」と湿気「湿邪」とどう戦うかが夏の大きなテーマです。

 

夏に起こりそうなトラブルはどんなももがあるでしょう

 気温の上昇に伴い、湿度も高くなります。それにともない体温が上昇し、熱を下げようと発汗が促され脱水症状がおこります。夏は五行の心」に負担がかかる季節でもあります。

 ほてり、のぼせ、息切れ、寝つきが悪いなどは暑さが原因のトラブルです。

湿気と水分のとりすぎによる滞りは、むくみ、消化不良、冷えなどを招きます。

クーラーの中で冷たい飲み物をたくさん飲むのはやめましょう。

夏の冷えは大敵です

 現代の住環境では室内と外との気温の差が大きくなります。

私たちの体は外では汗をかいて体温を下げようとしていますが、クーラーの効いた室内では体温を上げようと冬型の機能が働きます。

温度差の激しい環境では自律神経のトラブルを起こしやすくなります。

それに加えて、暑いからといって冷たいものばかり食べていると、胃腸の機能が低下して、食欲不振や体がだるいと言った夏バテ状態を起こしかねません。

どう対処いていったらよいか

夏野菜を食べれば渇きはおさまりますので水分の取りすぎには充分に注意してください。暑くてごはんを食べにくい人は麦ご飯やうどん、そうめん、パスタ、ジャガイモなどを主食にしましょう。

ただし、朝食にはごはんを食べましょう。

夏でも手足が冷たい冷え性の方はからだを冷やす夏野菜や豆腐は避けましょう。

 

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養生セラピスト クス・クシュ店主高橋加代

たじま歯科クリニック