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養生について🍚

食養生とは?

今月から食養生のお話をしていきます

わたしたち人間も自然界の一部です。

現代社会の生活では、わたしたち人間が自然界の一部であること忘れがちになります。

自然の流れに逆らって日々を送っているとまずは身体、そして心にひずみが起き、様々な症状が現れます。

 スーパーに出かければ四季を問わず様々な食材が手に入ります。冬でもきゅうりトマトが食べられますが、本来は夏野菜です。夏にとれるお野菜は暑い夏に体を涼しくさせることに役立ちます。

夏に役立つお野菜を冬に食べれば体にはどんな影響があるでしょう・・・

 竹冠に旬という字は「筍=たけのこ」ですね。たけのこは決まった時期しか収穫できません。

筍のハウス栽培はなかなか聞きませんね。本来お野菜は体に必要な時季にちゃんと収穫できます。家庭菜園をされている方はきっとご存じでしょう。  

これから毎月四季のめぐりやその季節に食べてもらいたいもの、その季節に起こりやすいトラブルなどをお話ししていきたいと思います。

アロマセラピーと食養生はわたしのライフワークです。

クス・クシュの食養生は◇陰陽◇五行◇身土不二◇一物全体がベースになっています。

陰陽/自然界の万物は陰陽のどちらかに分類でき、なお陰陽はバランスをたもちながら安定しているという考え方

五行論/万物は五行のどれかにあてはめることができる。各臓器・各器官も五行に配当する

身土不二/「三里四方」のものを食べていると健康につながるという考え方。三里とはおおよそ12km、徒歩で行動できる範囲です

一物全体/食物をまるごと食べるという考え方。精白、精製されていないものには栄養が詰まっている。お野菜の皮もミネラルやビタミンが豊富です。また、皮付きのものには自らを代謝する力があります。

私たちの祖先は身土不二に基づいて生活をしてきました。

身体と大地は一体であり、その土地でとれた季節のものを食すことで初めて環境と調和することができます。身体はいつも自然界の影響を受けています。

文明や流通が発達し、いつでもどんなものでも手に入る、日本以外のものも食べられるようになりました。

果たして身体にはどんな影響があるのでしょう。

ひとりひとりが身土不二を意識して生活することが未来の地球のために必要なことではないでしょうか?

今月から少し一緒に考えてみませんか?

養生セラピスト クス・クシュ店主 髙橋加代

たじま歯科クリニック