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3月の香り🌿

3月の香り「ジャスミン」

 先月のネロリと似た小さな白い花のジャスミンは官能的でエギソチックな香りです。

 原産国はイランや北インドで現在の栽培場所はフランス、モロッコ、エジプトなどです。

 バラが精油の女王と表現されるのに対して、ジャスミンは「精油の王」と言われます。

  少し、動物的などうどうどした香りだからでしょうか。

 精油を抽出する際の花摘みは夜明け前から始まります。

出産時にとても役立つ精油です。妊娠中は禁忌なのですが、いざ出産というときに妊婦さんの味方になります。私も自分が出産する際、バラとジャスミンのブレンドに助けられました。ジャスミンの鎮静作用と鎮痙作用が相乗的に働きます。出産時緊張により、呼吸が浅くなるときに使用するとリラックスして深い呼吸ができるようになります。それとともに子宮が収縮して分娩を促します。

 産後の抑うつにも役立ち、前向きな気持ちにさせてくれます。母乳の出も促進してくれます。

*心への働き

神経を鎮静させ、情緒に対して加温作用があるので、抑うつに役立ちます。

心が切なく寂しい時に、積極的な自信を生み出します。

心を解放させ、リラックスや幸福感をもたらします。

コントロールが効かないときにもおススメです。

*体への働き

 出産時にとても役立つ精油です

【呼吸器系】咳、声がれに役立つ

【筋肉・神経に】 交感神経を鎮静させるので、不眠、神経痛、頭痛に役立ちます

【生殖器に】ホルモンを活性化させます。

      月経痛に役立つ

      精子を増やすので不妊症の改善に

加温作用により、手足のこわばりに役立ちます

*肌への働き

全ての肌タイプに役立ちます。

皮膚を柔らかくさせ、弾力を改善させるので瘢痕、妊娠線の予防に役立ちます。

ラベンダー、マンダリンともにブランドしましょう。

*注意点

ホルモン様作用があるので、妊娠中の使用は極力控えましょう。

集中したいときには使用を控えましょう。

アロマコーディネーター協会 加盟校

 アロマコーディネーター 髙橋 加代

たじま歯科クリニック